後藤悠樹さん
写真家
みんな、今日は一緒にごはん食べよう。
幸せも、悲しみも、すべて頬張りながら、噛み砕き、すり潰し、存分に味わってから、喉の奥へ、奥へと見送るのだ。どんな飯でも愛したい。どんな日々でも愛したい。そんな松本智秋さんの願いの旅の一冊。イカツイおじさん達がせっせと作るダマスカスのミルクプリンめっちゃうまそう!
後藤悠樹さん
1985年大阪生まれ。日本写真芸術専門学校卒業。2006年よりライフワークとしてサハリン(樺太)の撮影を始め、定期的に長期滞在を繰り返す。また2016年にチュコト半島に約3週間滞在。著書に『サハリンを忘れない――日本人残留者たちの見果てぬ故郷、永い記憶』(DU BOOKS、2018年)、『サハリン残留――日ロ韓100年にわたる家族の物語』(高文研、2016年、主に写真担当)など。近年の写真展は「Всматриваясь в Сахалин(邦題:サハリンを見つめて)」(サハリン州立美術館、2018年)、「サハリンを忘れない」(神楽坂セッションハウス、2018年)など。